蟹は何種類いるの?それぞれの味や食べ方の違いや保存方法

冬になったらカニが食べたくなるという人も多いのではないでしょうか。
カニといって代表的なものと言えば、タラバガニや毛ガニ、ズワイガニですね。

 

でも、実はこの他にも様々な種類の食用カニが存在しているのです。
ここでは、カニの種類についてご紹介します。

 

カニはどのくらい種類があるの?

かに

結論から言うと、カニは全世界のものを含めると、何とおよそ5000種類近く存在するといわれています。
そして、このうちおよそ1000種類のカニが日本に分布しているのだそうです。
こんなにも種類豊富なカニですが、実は実際に食べることができるのは極わずかといわれています。

 

殆どは、食べることができないものや、食べても美味しくないものであるそうです。
更に、カニというとタラバガニが代表的なカニとしてイメージされる人も多いでしょう。

 

でも、実はタラバガニはヤドカリ類に属すカニとされています。
カニ類に属しているのは、毛ガニやズワイガニなどです。

 

それでは、たくさんの種類の中から食用として楽しめるカニをご紹介しましょう。

 

美味しく食べられるカニ
  • タラバガニ
  • 毛ガニ
  • ズワイガニ
  • 松葉ガニ
  • 越前ガニ
  • クリガニ
  • アブラガニ
  • 上海ガニ
  • 花咲ガニ
  • ワタリガニ
  • マットクラブ
  • イチョウガニ

 

以上が、美味しく食べられるカニとされています。

 

カニによって味や食べ方に違いはあるの?

カニの種類によって、味はもちろんのこと、食べ方も異なります。
ここでは、代表的なタラバガニ、ズワイガニ、毛ガニについてご紹介しましょう。

 

タラバガニ

タラバガニはとにかく大きな身が特徴のカニです。
身が大きく食べごたえがあり、とにかくたくさんカニを食べたいという場合に向いています。

 

また、身が大振りであるため、茹でて食べる他にカニステーキにしたり、焼きガニもおすすめできます。
タラバガニのカニ味噌は、基本的に食べません。大振りな身だけを楽しむのがタラバガニです。

 

毛ガニ

名前の通り全身に毛があるカニです。
小ぶりですが、その分甘い身がしっかりつまっているため、美味しく食べることができます。
おすすめは毛ガニ1匹をまるごと茹でて食べるオーソドックスな食べ方でしょうか。

 

また、毛ガニはカニ味噌が非常に美味しいため、カニ味噌を堪能するのも楽しみ方のひとつとなります。

 

ズワイガニ

カニしゃぶや寿司など、様々な場面で使われているのがズワイガニです。
足が細く長いのが特徴で、タラバガニほど身が大ぶりではないものの、甘みのある身が特徴のカニです。
カニしゃぶにするなら、最もおすすめのカニともいえます。

 

また、ズワイガニもカニ味噌が美味しいので、1匹まるごと茹でて身とカニ味噌を堪能するのもおすすめです。

 

このように、カニには様々な種類があります。
また、種類によって味やおすすめの食べ方も違ってきます。
お買得通販などでお得に様々なカニを入手して、自分に合うものを模索してみてくださいね。

かにを保存する時はどうすれば良いの?

かにの通販サイトで販売されているかには、その多くが冷凍されています。
中には冷蔵品や活き蟹を販売しているところもありますが、かには劣化が非常に早いため、冷蔵されている商品はすぐに食べないと味が落ちてしまいます。

 

冷凍されているかにも、自宅の冷凍庫では長期間の保存が難しいので、出来れば早く食べておきたいところですが、正しい保存法を知っていれば、ある程度は美味しさを維持できるはずです。

 

生のかにを保存したい場合

活きがにを購入したものの、食べきることが出来なかった場合は、生のまま保存しないようにしましょう。
かにの身に含まれるアミノ酸はあっという間に酸化して黒くなってしまうので、出来れば茹でるなど火を通した上で保存するようにしてください。

 

保存できる期間も限られているので、少なくとも2,3日以内には食べきっておきたいところです。

 

茹でたカニを保存したい場合

丸々一杯ゆでたかにが余ってしまったときは、そのままの状態で保存しておきましょう。

 

かには外気に触れると劣化が早まるので、ラップで隙間無く包んでからビニール袋に入れておいて冷蔵庫に保管すると、大体3日間は保存できます。
冷凍すれば3日は持たせることが出来ますが、一度ゆでたカニを冷凍すると正しく回答しても味が落ちてしまうので、出来れば早いうちに食べきるようにしてください。

 

また脚を外したり、殻をむいたりしたカニを保存する場合も、同様の方法でラップとビニール袋で包んだ状態にすると、劣化をある程度食い止めることが出来ます。

 

冷凍したかにを保管する場合

通販で販売されているかには冷凍品が多く、生や茹でたかにに比べればはるかに長く保存することが出来ます。
家庭用の冷凍庫でも2,3週間は保存できるといわれていますが、それでも外気による劣化は避けることが出来ず、調子に乗っていると黒く変色するなどの変化が現れます。

 

冷凍のかにもラップにくるんで外気を遮断すると劣化を食い止めることが出来るので、かにを保管するときは常に空気に触れない保管法を考えるようにしてください。

 

カニの保存は一度にまとめて大量に茹でた時や購入した時に知っておくと便利です。時間が経ってもおいしくカニを食べられるように、ぜひポイントを抑えておいてください。